投資物件なら新築がお得？

昨今、アベノミクス効果もあって株価は上昇し、円安は加速しと何かと日本経済にとって好影響が続いているようにも見えますが、それらの恩恵を受けているのは一部の大企業だけで、それらが一般の家庭にまで降りてくることはありません。もはや人々は自分の力で資産運用していく必要が求められています。そこでいま大きな盛り上がりを見せているのが不動産投資です。

不動産投資にはいくつものやり方がありますが、中でも注目すべきは賃貸マンション経営でしょう。手頃な価格の賃貸物件を購入し、それを第三者に貸し出すことで毎月安定した賃料収入が得られるこの手法ですが、やはりいちばんの選択眼が問われるのはどの物件を購入するかに尽きるでしょう。たとえば「これは！」と思えるマンション物件が見つかったとき、これを新築で購入するか、それとも中古で購入するかは思案の分かれ目です。

まずは新築の方が全てにおいて新しく、入居希望者も現れやすいという点が大きいでしょう。しかしながら新築だと購入価格が高過ぎてなかなか手が出ないという人も多いはず。その点、中古になるとその価格もグンと減少して手の届きやすいものになります。なおかつ中古物件だと安くで購入して、それを的確にリノベーションすることで生まれ変わらせることも可能です。そうやって付加価値を付けた状態で貸し出すことでトータル的にもすぐに減価償却でき、投資利益がプラスへと転じていくことでしょう。