長期優良住宅とは何ですか?特徴や購入するメリットを教えてください

不動産投資よくあるお悩み

gf1950145841w日本の住宅の寿命は約30年といわれています。これはアメリカの55年、イギリスの77年に比べると非常に短い年数です。日本人は新築を好む傾向にあり、耐久性に問題がなくてもある程度の期間が過ぎたら建て替えを行ってしまうため、このように寿命が短くなっているようです。しかし、使い捨てのようなこの状態が長く続けば、資源やエネルギー、お金を無駄遣いすることになってしまいます。それを防ぐために国は2009年に「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」を制定しました。長期優良住宅は、簡単にいえば国土交通省から性能が高く、メンテナンスが容易で長持ちしやすいと認められた物件のこと。劣化対策や耐久性、耐震性などが評価基準になっています。

一定基準をクリアしているため安心して暮らせるというのが1番のメリットですが、それだけではありません。長期優良住宅は一般住宅と比べて減税効果が高く、金銭面から考えてもメリットが大きいのです。例えば住宅ローン。住宅ローンは借入金額のうち、年末の残高の1%が所得税から控除されるという仕組みがあります。一般住宅だとその限度額は4,000万円ですが、長期優良住宅だとそれが5,000万円まで引き上げられます。これは10年間適用されるため、最大で100万円ほど費用をカットすることができます。また、不動産の取得時や新築・増築時にかかる不動産所得税も軽減されます。一般の新築住宅だと不動産所得税は(固定資産税評価額-1,200万円)×3%ですが、長期優良住宅だと(固定資産税評価-1,300万円)×3%と軽減率が上がります。

メリットが多く、資産価値も高い長期優良住宅。せっかく物件を購入するのであれば選ばない手はありません。中でも市川市の不動産会社、国栄ハウジングが提供しているビータスシリーズの長期優良住宅プランは質が高いと評判になっています。ビータスシリーズは市川市の情緒あふれる景観を踏まえ、それぞれの物件に対してしっかりとした建築プランを検討し、町全体と調和するように考えられた物件。長期優良住宅プランでは構造や骨組みにこだわり、100年経っても住み続けられるような耐久性に優れた住まいを提供してもらえます。長期優良住宅は一般住宅に比べてコストが高めになってしまいますが、それでも大きな資産を未来の世代に承継できるというのは大きな魅力です。